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2013年11月

じゅんさい沼

湖沼調査、2日目の午後shine

午前中は兄弟沼、(その様子はコチラ

午後からは雄阿寒岳の南部にあるじゅんさい沼に行ってきましたrun

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阿寒横断道路を弟子屈方面に5分ほど走り左側にある林道から入っていきます。

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約5分ほど歩くと沼に着きますが、山親父さんのお散歩コースでもあるのでしっかりと対策をしていきましょうsign01

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この沼は名前の通り、夏場は沼一面をじゅんさいが埋め尽くします。

今時期はとても静かな雰囲気です。

そして奥に進んで行くと、

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ヤチボウズだ~sign03

ヤチボウズはカブスゲやヒラシギスゲなどのスゲ類が根元から多くの茎を密生させ大きな株に成長したものが、冬の土壌凍結によって株ごと持ち上げられ、春先の雪解け水によって根元がえぐられるこの繰り返しによって、坊主頭のように盛りあがった形になるのです。

ヤチボウズは道東ですと釧路湿原が有名ですが、じゅんさい沼周辺も湿地帯になっているので隠れたヤチボウズ観察スポットなのですよshine

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ニホンザリガニはいるかな~?

探してみましたが見つかりませんでした・・・sweat02

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周辺を歩いてみると、いたるところで沢や湿地が見られましたshine

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いい流れの滝にも出会いました。

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その滝を登っていくと・・・

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上はなんと沼になっていましたshine

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ただ、最近の雪解けと雨降りでどこまでが沼なのかはよくわかりませんsweat02

時間の関係で奥までは行けませんでしたが、次回は源流部を見に行ってみたいと思いますsign03

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あ、バイカモもある~shine

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今回の調査で周辺の沼や湖を歩いてみて、どこも水がとてもきれいでした。

この水は雄阿寒岳に降った雨が長い年月をかけて染み出てきたり、湧き出て来たもので、水のろ過をする阿寒の森と土壌の豊かさをあらためて感じることが出来ましたshine

生命の源となる水と森を巡る旅(調査でしたが・・・)、

次回行く時はその源流部を探ってみたいです。

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阿寒湖の秘境 兄弟沼

shine湖沼調査2日目shine

阿寒湖の東側にある兄弟沼に行って来ましたsign01

兄弟沼?ってどこって思う方もいると思います。

場所としては雄阿寒岳の南東部の辺りで、串団子のように北から南に3つの沼が並んでいます。

約1万年前に古阿寒湖の真ん中から雄阿寒岳が噴出した事で阿寒湖がいくつかの湖に分断され、兄弟沼はその分断された湖や沼の中の一部になります。

沼まで行く道はなく原生林の奥の奥にひっそりとたたずむ、まさに「阿寒湖の秘境」なのですsign03

沼までは阿寒横断道路からササヤブをかき分けて進んで行きます。

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雄阿寒岳が噴火した時に流れ出た溶岩や岩の上に苔やエゾマツ・トドマツの大木の姿とその脇はササヤブ。

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写真で見ると溶岩流出の境目が良く分かりますshine

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途中、旧道跡沿いに出会いました。いつごろまで使われていたかわかりませんが、道の名残があり歩きやすかったです。

旧道から外れたあとは、ひたすら藪こぎsweat01

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急斜面を下りたり、倒木を乗り越えたりして・・・

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道路から40分ほど歩くと一番南側の沼に到着ですshine

苦労して藪こぎをしてたどり着く場所は、感動も大きいup

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標高が高いので湖面は一部薄氷がはっていました。

次は真ん中の沼を目指し5分程笹をこいで行くと大きい沼が見えてきますshine

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沼の周りにはヨシが広がっていて先ほどの沼とはまた違った雰囲気。

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天気がいい日は森の奥に雄阿寒岳が見えるそうですfuji

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半分ほど薄氷がはり始め、その上を恐る恐る歩くsweat01

割れるか割れないかのぎりぎりを進んで行くのが楽しいのですnote

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こちらでは秘密兵器出動shine

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空撮するためのカメラが着いたヘリコプターのラジコンですsign01

ただ、この日は霧雨と風で高く飛ばす事は出来ませんでした・・・残念sweat02

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凍っていない水面をのぞくと色がとてもきれいshine

晴れた日にまた見に来てみたいです。

そして、最後の沼です。

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2つ目の沼から歩いて5分程。 こちらは全面薄氷がはっています。

Kさんが氷の上を歩いて行ってみたら、

あ、

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落ちた・・・sweat02

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この時期の氷の上はまだ人が乗れるほど厚くはありませんので、

皆様は真似しないでくださいねsweat01

沼の周りでは立派なつららも見られました。

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阿寒湖周辺の小さな沼や湖では今まで調査は入っていなかったので、

謎な部分が多かったのですが、この調査でいろいろな事がわかり始めると思います。

調査結果がとても楽しみです。

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晩秋のひょうたん沼

阿寒湖では10月から阿寒湖周辺の湖沼群の水質や水生植物等の調査が行われています。

16・17日に調査があるとのことで、同行させていただきましたshine

16日は阿寒湖の南東部にあるひょうたん沼へsun

阿寒横断道路を阿寒湖から弟子屈方面に10分くらい走り、道道1093号(阿寒公園鶴居線)を右折して林道をちょっと走ると到着ですrvcar

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こちらではカヌーを楽しんだり、5月1日~10月末まではアメマスやニジマスの釣り場としても人気がある場所ですnotes

さすがに11月となるとオフシーズンなのか誰もいませんでしたsweat01

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水がきれいshine

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沼の半分は薄氷がはっていましたshine

阿寒湖よりも氷が張るのが早いので、昔はここでスケート練習・スケート大会が行われていたそうですrun

(しかも阿寒湖温泉街から歩いて練習しに行っていたというから昔の方の体力には驚きですsign03

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沼周辺を歩いてみると木の幹にキツツキの巣がありましたchick

よーく見てみると巣の入り口の上にはきのこの屋根がついているsign03

屋根と巣、どっちが先にあったのかわかりませんがなかなかセンスのいいお家ですlovely

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こちらはヤマブドウのジャムcherry・・・ではなくて山親父さんの糞ですsweat01

実を食べる時にほぼ流し込んでいるのか、右側の糞はきれいな状態の実ばかりでしたshine

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ひょうたん沼の北側は約1万年前に雄阿寒岳が噴火した時に流れ出た溶岩や岩々の跡が見られその上には長い年月を経て成長した針広交混林が広がっています。

また一部湿地帯では、湿地に強いハン、ヤチダモが多く見られトドマツやエゾマツといった針葉樹は少ないです。

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中にはこんな巨木もsign01

この辺りの森は昔、木材として利用するために伐採があった為大きな木はあまり残っていないのですが、この巨木は中が洞になっているので材としての価値がなかったのか、切られずに残っていたのでしょうshine

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人がちっちゃい~happy02

ひょうたん沼周辺は少し歩くだけでも、変化に富んだ森・地形の様子が見られ阿寒湖とは違った森歩きが楽しめますよnotes

でも山親父さんも森の中をうろうろしていますので対策はしっかりとしてくださいねsign01

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マリモ大量打ち上げ

ここ最近天気が安定しない日が続いていますcloud

今日も朝からどんより曇り空で肌寒い~sad

こういう日は家の中で温かい飲み物を飲みながら読書でまったり過ごしたいですねcafeshine

さて、先週末16日に阿寒湖の北側にあるチュウルイ湾に行ってきましたsun

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・・・というのも、15日に北海道を低気圧が通過して強い南風が吹きチュウルイ湾に大量のマリモが打ち上げられたのですsign01

チュウルイ湾に行ってみると、湖岸沿いは大量のマリモがsign03

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動画もご覧ください→こちら

以前、大量打ち上げがあったは、2007年のことで6年ぶりですshine

私は5年前に阿寒に来たので、この光景を実際の目で見るのは初めてsign03

感動と興奮で写真と動画をひたすら撮ってしまいましたhappy02

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阿寒湖のマリモは5~7年周期で大量に打ち上げられます。

大型の球形マリモが打ち上げれる事で波打ち際で波によってばらばらに小さく壊れたあと、また波で沖に戻り小さなマリモが再び大きく成長していくというサイクルの繰り返しでマリモは生息してることが最近の研究でわかりました。

これによって以前はマリモの打ち上げは被害とみられていたのですが、マリモの生態の一部とする見方に変わりました。

ただ、岸の奥にまで打ちあがっってしまったマリモはこれから気温の低下によって凍結し、春に湖水面が低くなった状態で雪解けが進むと、マリモが露出して乾燥し枯死する可能性があります。

それを防止するためにある程度はマリモを湖に戻す必要があります。

今すぐにでも戻したいのですが、戻した後にまた低気圧の通過によって打ち上げてしまう場合もあるので、湖が結氷する直前にマリモの返還作業は行う予定です。

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返還作業が行われた時はまたその様子をアップしたいと思いますshine

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初冬の太郎湖・次郎湖へ

昨晩阿寒湖ではちらちらと雪が舞い、

朝起きたら阿寒の町と森は粉砂糖がかかったような姿にshine

根雪になるのももうそろそろですねsnow

さて、先週末にツアーで阿寒湖の隣にある太郎湖・次郎湖に行ってきましたshine

太郎湖へは阿寒湖の東側にある滝口から雄阿寒岳の登山道を歩いていきますfuji

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歩いていたら、ちょうど遊覧船の運行に出会いましたnotes

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風がないので、湖面に船と森が映りこんでいますshine

気温が低いので、足元にはきれいな霜柱がsign01

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厳冬期になるともっともっと大きくて長い霜柱ができるんですよ~sign03

気になる方は冬の阿寒湖に見に来てくださいねhappy02

道沿いでは途中、不思議なものが・・・sign02

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これは「ツチグリ」というきのこですsign01

雨などで湿度が高くなると星型の外皮が開いて、乾くと内側に閉じ真ん中の袋を押しつぶし、胞子を飛ばします。

英名は星の湿度計という意味を持っていて、とってもロマンチックlovely

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前日に雪が降ったので、太郎湖のまわりは雪景色shine

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太陽の光で輝いてとてもきれいshine

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次郎湖も風は全く無く湖底まできれいに見えていました。

聞こえるのは鳥の声だけ、とても静かな湖です。

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その美しさについ時間を忘れてしまいました。

太郎湖・次郎湖へのツアー「小さな神秘の湖へ」は11月30日までご案内しております。

ぜひ、阿寒湖とは違った雰囲気の湖に歩いて行きませんかnotes

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もうすぐ冬ですね~

とうとう阿寒湖にも冬が近づいてきましたsnow

先月の初雪以降は落ち着いた天気でしたが、

今週末また雪snowの予報が出ています。

寒い時こそ温泉spaにゆっくり浸かって温まりましょうconfident

そして阿寒湖に来られる際にはタイヤ交換をお願いしますsign03

11月のイベントは引き続き、阿寒湖アイヌシアター『イコロ』にて

イオマンテの火まつり公演が夜9時から11/30まで毎晩行われています。

阿寒湖にお越しの際は是非ご覧になってくださいhappy02shine

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