久しぶりの青空の阿寒湖
ここ連日はどんより曇り空が続いていたので、お日様がでてくれると嬉しいです
雄阿寒岳も山頂まで真っ白な雪を纏った凛凛しい姿に変わりました
やっとやっと雪山シーズンスタートですよ~
早速、3連休の中日に冬の阿寒岳(今回は雌阿寒岳)に登ってきましたので、雪山情報をアップします
今回は雌阿寒岳の3ルートある中でも一番人気のある野中温泉コースの往復
北海道の山は冬になると登山口までの林道は除雪が入らないところが多く、登山口に行くまでで1日かかってしまったりとアプローチに時間のかかる山がとても多いです
雌阿寒岳の野中温泉コースは登山口まで車で入れるので、アプローチのしやすさから冬でも登りに来る人は多いです
登山口から3合目くらいまではアカエゾマツの純林の中を登ります
3合目を過ぎて森林限界を超えると、一気に視界が広がります
後ろを振り返ってみると、
針葉樹の森の向こうに朝焼けの大雪、日高の山並みがくっきりと見えます
冬の澄んだ空気の中だからこそ見える山並み
ああ、向こうの山にも登りに行きたい
3合半あたりでスノーシューから、アイゼン・ピッケルに替えます
残念ながらトレースは無かった為、6人でラッセル交代しながら登ります
オンネトーも上から見ると、湯つぼのある部分を残してほぼ結氷していました
よーく見ると氷がまだら模様になっているので、湖面を歩けるようになるのはもう少し先でしょうか。
上に進んで行くと雲の中に入ってしまい、真っ白な世界の中へ・・・
何も見えない・・・
途中、不思議な棒を発見。初めて見ましたが何でしょう?
9号目の外輪山に出ると一気に風が強くなり、エビのしっぽの造形がいたるところでできています
山頂の標識もエビのしっぽアートに仕上がっていたので、氷をちょっと割らせていただきました
山頂は強風、視界ゼロの為、記念写真だけ撮ってすぐに下山開始
ちなみに天気がいいと阿寒湖側は↓↓↓こんな感じで絶景が広がります(クリックすると大きくなります↓↓)
7合目あたりまで降りてきたら、青空が見え始めてきました
あ、ワタリガラス
「かぽーかぽー」ってちょっとまぬけな声が青空の中に響き渡ります
冬の間だけ出会うことができる貴重な鳥です
行きには見えなかったフップシ岳も見えてきましたよ
帰り、行きに登ったトレースを見てみると、なかなか急斜面を登っていたようです
う~ん、怖い・・・
青空が広がる中、周りの景色を堪能しながらゆっくり降りていきます
3合目付近のマツの枯れ木が墓標のようです。
日差しが差し込む雪のマツ林を抜けて、無事に下山
冬山情報を載せていますが、冬山登山にはしっかりとした装備・技術が必要となってきます
登られる方は安全第一で無理をせずに冬山を楽しんでくださいね
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