今週はお天気の日が続いている阿寒湖
こんな日は山に行かなきゃでしょ
ってことでお休みに雄阿寒岳に登ってきました
雄阿寒岳は人の手が入っていない原生林の森
夏場は多くの登山者が登りに来る日本百名山の一つでもあるのです
光が差し込む森の中を気持ち良く登っていきます
登っていくとだんだん植生が変わってきます。
松が多い中にダケカンバが少しづつ増えてきました。
気づいたらダケカンバだけになっていました
夏だったら葉が光を遮ってくれていたけど、
今は葉が落ち上から降り注ぐ太陽の光と雪面に反射する光でとても暖かい
でもあまりのまぶしさにサングラスが無いとすぐ雪目になってしまうほどです
ダケカンバの林を過ぎるとそこはただの雪原。
夏場にあるハイマツ帯はすべて雪の下に埋もれています。
8合目の気象観測所跡はきれいなえびのしっぽの造形ができていました
(↑↑↑夏場はこんな感じです。全く違う形に・・・)
風が強いほど風上に成長していくそうで、方角を見てみると北西からの風が強いのがわかりました。
9号目の標識看板もすごいことに・・・
山頂についてみると、全くの無風、雲ひとつない青空、気温も高い
こんなにもいい日は初めてでした
周りを見渡すと、山頂からしか全景を望む事の出来ないパンケトー・ペンケトー。
その奥には藻琴山、屈斜路湖、斜里岳、知床連山、オホーツク海。
反対側には雌阿寒岳、阿寒湖。奥には大雪山、十勝連峰、日高山脈が続きます。
360度の絶景が広がっていました
今日は向こうの山からもこっちが見えているんだろうな~
このまま山頂で景色を見続けていたい気持ちをぐっと我慢し、ゆっくりと下山しました。
冬山情報を載せていますが、冬山登山にはしっかりとした装備・技術が必要となってきます
登られる方は安全第一で無理をせずに冬山を楽しんでくださいね
ガイドN
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